長野県・白馬の和田野の森にある「白馬リゾートホテル ラ・ネージュ東館」は、正に森の中に佇む正統派オーベルジュ。美味しいフレンチはもちろん、森を感じられるお部屋での滞在も素晴らしい宿です。2020年10月、今回もGoToトラベルキャンペーンとじゃらんのクーポンを駆使して、ひとりでお得に滞在してきたのでレポートします。
ラ・ネージュ東館
白馬リゾートホテル ラ・ネージュ東館は、北アルプス白馬山麓の四季折々の彩りに包まれ、静かに森の中に佇むスモールラグジュアリーホテル。レストランの料理が美味しいと評判の宿です。コロナ禍以前はお客さんの半分くらいは外国人だったらしく、海外の方からの評判も良いみたい。
今回の予約プランは、おとなの一人旅Premiumプラン。森のジャグジー付きデラックスルームで夕朝食付き。夕食はもちろんフレンチのフルコースです!更に①館内マッサージ45分無料、②夕食メインのお肉を信州プレミアム牛にアップグレード、③夕食時グラスワイン3杯無料、④アーリーチェックイン14時&レイトチェックアウト12時、の4つの特典から2つ選べました。私は酒飲みなのと、ホテルでゆっくり過ごしたかったので、③と④を選択。金額はGoToトラベルの限度額である4万円でした。GoToトラベル割引で35%にあたる14,000円引きになり、更にじゃらんクーポン4,500円引きで21,500円!約46%引きという破格で、更に地域共通クーポンが6,000円分貰えて大変お得に宿泊することができました。
アクセス
ラ・ネージュ東館は、JR・大糸線の白馬駅からタクシーで約7分。白馬駅は新宿駅から特急あずさで1本で行けるので東京からのアクセスは悪くありませんが、2021年5月現在、白馬まで直通の特急あずさは1日に往復1本しか出ていないので注意です。住まいが埼玉の私は新宿へ出るよりも、北陸新幹線で長野へ行き、長野駅から高速バスで白馬に向かった方が早いのでそのルートで行きました。
私は山登りをした後に向かう予定だったのですが、予約した時に備考欄に白馬八方ターミナルへの送迎して欲しい旨を記載したところ、ホテルから直接メールで連絡があり、送迎時間などの確認がありました。その際、時間が正確に読めないので山登りした後に連絡するのでもいいか確認したところ、わざわざ白馬八方ターミナルへ戻らなくても、ゴンドラ乗り場まで迎えに来て下さると有難い申し出をいただき、お言葉に甘えることにしました。普段、宿から直接連絡をもらうことがないのでとても新鮮。単価の高い宿なので、ホスピタリティが段違いなのだと感心しました。
当日、送迎をお願いして来ていただいた送迎車はなんとベンツ。すごい!笑 エントランスまで付けて貰い、建物に入るとドアを開けていただき、お姫様になったような錯覚に陥りました。私、場違いなところに来てしまったのでは・・・?でも、それは気にしすぎ。温かく迎え入れてくれるホテルスタッフにお任せすれば、何も問題ありません。
チェックイン
アーリーチェックイン14時の更に30分くらい前に到着してしまいましたが、お部屋の用意が出来次第ということで、結局14時前からお部屋に通していただくことができました。
ロビーは広くはないけれど、ソファとテーブルがゆったりと配置され、暖炉もあってとても落ち着く雰囲気でした。山葡萄のジュースとクッキーを出していただき、ロビーで寛ぎながらのチェックイン。地域共通クーポンも6,000円分貰い、とてもお得な気分♪
フロントのすぐ隣にはお土産コーナーもありました。パウンドケーキがおいしそうだったなぁ。
アサインされたのはフロントのある建物の隣の棟の2階のお部屋。公式ホームページによれば、デラックスAタイプのようです。お部屋に入る前から森の様子が感じられて、自然の中にいるのだという実感が湧いてきます。
デラックスルーム
お部屋まではスタッフが案内してくれました。704号室のお部屋です。
部屋に入ってビックリ、広い!こんな広いお部屋、1人で使っちゃっていいの?!2スパンあるよ?!贅沢〜!!
入ってすぐは廊下で、突き当たりのキャビネットには間接照明と馬の置き物。可愛らしい内装。
お部屋が広い!ダブルベッドは天蓋付き↑↑ ソファ、テーブル、椅子、テレビ台、ドレッサーが余裕を持って配置されています。そして、窓からは秋なのに美しい深緑。部屋に迫って来そうなほどです。森の静けさの中ひとり佇む瞬間はこれ以上ない贅沢。
森のジャグジー付きという触れ込みだったので期待していましたが、ジャグジーは大きいしシャワーも別で付いていて、そして目の前に森を感じられるビューバス!ここでひとりジャクジーに浸かりながら、ミステリーを読む時間は至高でした。
備品、アメニティなど
冷蔵庫には有料のドリンク類。常温のミネラルウォーターは1本無料で付いていました。
タンスの上にはオーディオもあり、備え付けのクラシックのCDを流して素敵な時間を過ごせます。
タンスの中にはバスローブとパジャマがあります。
バスルームは広くて1人ではもったいないぐらい!アメニティも揃っています。シャンプーやボディソープは、イギリスのブランド「アロマセラピー アソシエイツ」。とても良い香りで癒されました♪
施設
敷地内には森が広がっており、私が泊まった客室棟のほかにログコテージもあります。
フロントやレストランのあるメインの館。
お料理
オーベルジュの真髄・レストラン。本館の入って左奥にあります。レストランの名前は多分ない。ホテルの宴会場っぽい広間ですが、窓からは緑の映える森が見えます。
夕食
夕食は18時から。若い人はあまりいなくて多分私が最年少でした(と言っても30代前半)。他に女性1人のお客さんが1組いたので、勝手に仲間意識。
本日のメニュー。メインの牛肉が楽しみです。宿泊プランの特典の夕食時ワイン3杯もついています。
テーブルには長野名物「八幡屋礒五郎」の七味。よく見てみると、ラ・ネージュ東館の外観が描かれていて素敵♡
まず前菜は、メニューには載ってないアンチョビのパイとパテ・ド・カンパーニュ。パテカン大好きなので嬉しい。早速ロゼのスパークリングとともに、いただきます♪
続いてパンが出てきました。
オマール海老。軽くポシェして温かいサラダ仕立てに 根セロリのピュレと茸のソテーを添えて。彩り鮮やかで美しいですね♪コレはキノコが4種類も入っていて、ぶりぶり、むちむちして口の中が楽しい逸品でした。まろやかだけどパンチのある、なんだかクセになる味。
お次は白ワインと、魚料理は津軽より天然舌平目。ふっくらと蒸し焼きにして、ブイヤベースソースで。ふっくらスパイシーでお酒が進みます。ネギが甘くて美味しかった。
メインのお肉料理は長野産の牛肉。頬肉の柔らかい赤ワイン煮込みとフィレ肉のポワレ 赤ワインソースを添えて。ということで赤ワインに合わないわけがない。でも赤ワインの写真撮りそびれました。酔っ払うと写真撮り忘れるよね。ブロガー失格です。。。
続いては白馬青鬼産紫米。ってなんだろう?甘酒の原料かしら。お口直しのリオレ 甘酒のシャーベットとともに。それから、デザートは伊那メイヤーレモン。シャーベットにして、メレンゲとともにヴァシュラン仕立て。
最後にハーブティをゆっくりいただいて、お部屋に帰ります。美味しかった、ごちそうさまです!
朝食
お天気が良ければテラスの席で朝ごはんが食べられたみたいだけど、あいにくの雨なので昨日の夕食と同じ会場で。
まずは、メニュー。なんといっても追加料金なしで(ココ重要!!)スパークリングワインが朝から飲めるのが最高です。
てことで、早速スパークリングワインをいただきます♡朝からスパークリング飲むなんて貴族。
朝食の名物はガレットだとどこかに書いてあったのでガレットを注文。チーズが効いていて濃厚で美味しい!上品なお味です。
朝食も期待通り、美味しくて素敵でした♡やはりスパークリングワインの威力は絶大です。
まとめ
ひとり旅で訪れた白馬のラ・ネージュ東館。スモールラグジュアリーホテルというだけあって、森の中の静けさとお部屋の高級感が素敵でした。お料理も美味しく、朝からスパークリングワインが飲めるのも◎ 特筆すべきはお部屋のバスルーム。森ビューバスとジャグジー、そして良い香りのアメニティで癒しの世界へ連れて行かれましたね。
気軽に泊まりに行ける価格帯ではないけれど、またいつか再訪したいと思いました。