https://dokokani.jal.co.jp/dokokani-island/entry/entry/indexどこかにマイルに、那覇・鹿児島発限定の南の島バージョンが登場しました!
官民一体で進められている「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録に向けた活動をより一層盛り上げるため、離島へのどこかにマイルを開始するとのこと。
画像出典:どこかにマイル 南の島〜那覇・鹿児島発〜 - JALマイレージバンク
どこかにマイルとは
通常の半分以下のマイルで行ける国内線特典航空券
どこかにマイルとは、一言で言うと6,000JALマイルでどこかへ行けちゃうお得な特典航空券のこと。JAL独自のマイルの使い方です。
国内線で特典航空券を取ろうとすると12,000~18,000JALマイルが必要なのですが、行き先を自分で決めることができない代わりに6,000JALマイルで飛べちゃうというお得な仕組みなのです。
発着地と発着日時を指定すると4箇所の行き先候補が示され、気に入れば申し込み。3日以内に行き先が決定するというもの。最初は東京(羽田)発しかありませんでしたが、好評につき大阪(伊丹・関西)発もリリースされました。
日本の魅力を再発見できる
行き先を選ぶことができないので、今まで旅行先として考えたことのなかった場所や、昔行ったことがあるから最近は行ってなかった場所など、自分ではわざわざ選ばない行き先に決まることも多い、この「どこかにマイル」。
いつもとは違うわくわくする旅の出会いや、偶然が生み出す発見の旅。日本各地に眠る美しい風景や豊かな文化に出会える。日本の魅力を再発見できると人気なのです。
2017年日経優秀製品・サービス賞優秀賞を受賞
そんな「どこかにマイル」は、「2017年日経優秀製品・サービス賞優秀賞 日経MJ賞」を受賞しています。この賞は、毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、1982年に「日経・年間優秀製品賞」として始まり、2017年で36回目を迎える。ノミネートは公募によらず、日本経済新聞社が独自の基準で選定するもので、JALが受賞するのは初めてのことだそう。
旅行先がランダムに選定されるというプログラムの独自性が高く評価されたとのことで、これを利用して楽しい旅をしてきた自分としても勝手に嬉しく思っています。
どこかにマイルについて、詳しくは↓のページをご参照ください。
どこかにマイル 南の島 -那覇・鹿児島発-
そして今回、どこかにマイルに南の島編が誕生ました!
那覇・鹿児島発着限定
南の島編ということで、那覇・鹿児島から離島への直行便の中から行き先が決定するというもの。各空港からの直行便は以下のとおりです。
発空港 | 着空港 |
那覇 | 奄美大島・沖永良部・与論・南大東・北大東・久米島・宮古・石垣・与那国 |
鹿児島 | 種子島・屋久島・喜界島・奄美大島・徳之島・沖永良部・与論 |
那覇-沖永良部については、2018年7月1日搭乗分からになっています。
行き先候補は3箇所
今までのどこかにマイルでは、行き先候補が4箇所提示されますが、どこかにマイル南の島では3箇所が提示されることになりました。
必要マイルは6,000マイル
必要なマイルは、今までの東京・大阪と同じく6,000マイルです。沖縄発でも鹿児島発でも普通に特典航空券を取ると12,000マイルからですので、お得ですね。
使い勝手はどう?
さて、では実際にどこかにマイル南の島を使って離島へ行くと仮定すると、不安な点が多いことに気づいてしまいます。
宿泊施設の手配
日帰りでない限り、宿泊施設を予約しなければなりません。でも、どこかにマイル南の島の申し込みは出発日の1ヶ月前から。行き先が決まらないと宿泊施設を予約できませんが、時期や曜日によっては島にある宿泊施設に空きがないなんてこともあるかもしれませんね。いままでのどこかにマイルの行き先であれば、宿泊施設なんてどうにでもなりそうなものでしたが、離島で泊まる場所がないというのはかなり恐ろしい事態。
こんな不安を抱えて行き先が決まるのを待つのはイヤですよね。行き先候補が3つ決まったら、申し込む前にそれぞれの離島で宿が確保できそうか確認しておいたほうが安心です。キャンセル無料の期間内であれば、とりあえず予約を入れておくのも手かもしれないですね。
沖縄・鹿児島までの交通の手配
沖縄・鹿児島在住の方でない限り、この仕組みを使うためには沖縄・鹿児島までの足を確保する必要があります。1ヶ月前を切ってから航空券を購入すると高額だし、空席があるとも限りません。使い勝手はあまり良くないですね。
使い方は限られてくる
せっかく面白い仕組みなのですが、使い方は限られてきますね。沖縄や鹿児島に数日旅行する中に、離島へ行く日を設けるというのが現実的な気がします。