地獄を5箇所回って疲労困憊の我々は、今回めちゃくちゃ楽しみにしていた宿へ向かいます。その名も「潮騒の宿 晴海」!全部屋オーシャンビュー、しかも掛け流しの客室露天風呂付きです!!
1日目 つづき
今夜の宿「潮騒の宿 晴海」へ
交通費が一人6000マイルで実費ゼロだったので、今回はステキなお宿に泊まろう!と思っていました。
別府の宿を調べていたら見つけたのが、ここ「潮騒の宿 晴海」。
交通の便があまり良くないんだけど、全室オーシャンビューで客室に温泉掛け流しの露天風呂があるとか!食事が豪華で美味しいとか!これは期待大ってことで予約しようとすると、どこかにマイルの欠点で出発日から1ヶ月をきってる(今回は2週間きってた)ため公式HPでは満室表示。えーーーって思ってトラベルコで調べると、わずかな部屋数だけ残っていました。いろんな部屋タイプがあるのだけど、残っているのはいくつかだけ。人気の高さが伺えます。
ちなみにこの時の予約は一番ランクの低い部屋だったけど、夕朝食付きで一人当たり約24000円。お金をかけるところとかけないところのメリハリがめっちゃ効いています。笑
そんなお宿に期待を膨らませながらロビーへ入ると、なんとチェックインはカウンターではなく、ロビーのソファで座りながら!視線の先には別府湾!おもてなしの心を感じずにはいられません。チェックインでは予約の確認とかで待たされることもありますが、ソファに座ってお茶を飲みながら別府湾を眺める時間はあっという間です。
更に、女性には色浴衣を選ばせてくれます。いろんな色や柄があって迷ってしまいました。
全室オーシャンビュー!
チェックインを済ませると、お部屋までご案内してくれて、部屋の説明をしてくれます。
画像出典:全室海側、露天風呂付き客室|フォトギャラリー|コンセプト|潮騒の宿 晴海<公式>大分県別府市 上人ケ浜温泉
なんといっても注目なのは、オーシャンビュー!
ベランダのテーブルセットに座って、別府湾を独り占めできちゃいます♪
海抜0mの「潮騒の湯」で癒やされる
お部屋以外にも、共用の露天風呂があります。1階と最上階にあるのですが、今回は1階の露天風呂「潮騒の湯」へ。海抜0mなので、海に浮いているような感じ!ゆっくりお湯に浸かって物思いに耽りました。
画像出典:温泉とトリートメントの愉しみ|フォトギャラリー|コンセプト|潮騒の宿 晴海<公式>大分県別府市 上人ケ浜温泉
夕食は豪華舟盛り
楽しみにしていた夕食は、2階にある海鮮料理「えいたろう」で。名前的に居酒屋風のレストランかと思っていましたが、和風の落ち着いた上質な空間という感じでよかったです。
画像出典:選ぶ楽しみ、3つのお食事処|フォトギャラリー|コンセプト|潮騒の宿 晴海<公式>大分県別府市 上人ケ浜温泉
メインは関アジの入った舟盛り!あがるーーーー!!
夕食後は1階のバー「スウィートバジル」でしっとり
1階のバーでは丁度バンドの方が演奏を始めるところだったので、カウンターの席に2人で座ります。テーブルもカウンターもほぼ満席。音楽を聴きながら美味しいお酒が飲めて、素敵なひとときを過ごせました。
画像出典:昼はCafe、夜はBar「スウィートバジル」|フォトギャラリー|コンセプト|潮騒の宿 晴海<公式>大分県別府市 上人ケ浜温泉
呑兵衛に嬉しい気配り
さてさて、お部屋にはミニバーがあるのですが、なんとお水のペットボトル2リットルと氷が置いてあるのです!宿に入る前にコンビニで焼酎とつまみを買っておいてよかった!焼酎もいくらでも飲めちゃいます。笑 九州といえば焼酎だもん、部屋飲みできるように置いておいてくれるのが、嬉しい心配りでした。
客室の源泉掛け流し露天風呂から日の出を眺める
お部屋にはバルコニーに源泉掛け流しの露天風呂があるんです。今回一番お安いお部屋だったので浴槽は小さめですが、これでも十分満足でした!朝日が昇るのをここから見るのが最高でしたね。チェックインのときにちゃんと日の出の時刻を教えてくれました。
こだわりの朝食
翌朝、少し寝坊しながらも昨晩と同じ朝食会場へ。朝食も大分産の食材を使っていて、派手さはないけど美味しかったです!
2日目
地獄めぐりのつづき
ステキなお宿が名残惜しいですが、チェックアウトをして、昨日残していた2つの地獄、血の池地獄と龍巻地獄へバスで向かいます。
血の池地獄
真っ赤な池、正に地獄という感じです。
龍巻地獄
龍巻地獄は、間欠泉から30〜40分間隔で熱湯が吹き出す。血の池地獄と隣接しているので、まずはこちらで吹き出すタイミングを確認してから、血の池地獄とどちらを先に見るか決めるといいです。
もちもち!別府冷麺「胡月」
別府の名物は関アジ、関サバだけではありません!別府冷麺は、盛岡と並ぶ冷麺の有名な土地。和風だしスープにキムチを入れ、歯ごたえのよい麺が特徴だとか。
今回お邪魔した胡月は食べログでも点数が高く人気のようです。麺は太く、コシがあります。スープは優しい味で、ついつい飲んでしまいます。牛肉のチャーシューも美味しかったです。
大分へ移動
別府を後にした我々は、電車で大分駅まで向かいます。というのも、大学時代の友人が偶然にも大分に住んでいるので会いに行きました。
大分駅周辺のおすすめを聞いたところ、「CITY SPAてんくう」と「こつこつ庵」ということだったので、まずはCITY SPAてんくうへ。
駅前のCITY SPAてんくう
画像出典:CITY SPA てんくう
大分駅直結、JRおおいたシティの最上階にある温泉施設。新しくてすごくキレイです。大分市内と向こうの山を一望できる露天風呂があり、上から見下ろす景色はいい気分。
お風呂を楽しんだら、湯上がりには冷たいお酒が飲みたいですよね♬てなわけで、施設内の「カフェバーてんくう」へ。こちらからも大分市内の景色が楽しめます。
ちょい飲みセットが1000円だったので、かぼすハイボールとおつまみを頼んでまったりと過ごしました。
駅前激安ホテルに宿泊
CITY SPAてんくうで大分の温泉を楽しんだら、予約した大分駅前のホテルで少し休憩。
別府での滞在は贅沢だったので、寝るだけが目的の大分では駅前立地を重視した激安ホテルに宿泊。ここもメリハリつけてます。笑
こつこつ庵
学生時代の友人とは夜に飲もうという約束だったので、おすすめの「こつこつ庵」を予約してそこで待ち合わせ。
こつこつ庵 https://tabelog.com/oita/A4401/A440101/44000022/
大分の郷土料理が食べられる居酒屋ということで人気なんだそう。ここでも関アジ、関サバやりゅうきゅう、芋焼酎など、郷土料理を中心に味わいました。美味しいお料理とお酒で昔話にも花が咲き、素敵な滞在となりました。
3日目 帰宅
3日目は朝、初日に買った回数券で駅前発のバスに乗り、そのまま大分空港へ行ってすぐ東京へ帰りました。
まとめ
「どこかにマイル」で行き先を決められ、出発までの限られた期間で現地情報をリサーチし、宿泊予約などを行った今回の旅。行き先決定までのドキドキ感と、行き先決定から出発までの行程を考えるワクワク感は今までにない新しいものでした。
行きたくない場所ではなかったものの、あえて積極的に選ぶかといえば、距離もあるので選ばなかったであろう大分・別府。行ったことがなかった、知らなかった大分・別府の魅力に思いがけず出会えて、素敵な思い出を作ることができました。
こんなステキな体験が6000マイルでできるって、素晴らしい!時間とマイルがあるなら、ぜひ試してみて下さいね!